巻末資料として「国民築城必携」を収録!
信州の高原別荘地で見つかった男の焼死体。
現場から見つかる特殊防火液体……
事件の真相に迫るいま、大東亜戦争の闇が浮かびあがる──
聞いて欲しい 命の叫びを
戦争に便乗して最大の殺戮事件を実行したのは誰だ。
忘れてはならない時代の慟哭を綴る衝撃の社会派ミステリー。
生者よ、生まれたときにはもう運命が規定されていて、
どうすることもできないのが人生だろうか。
そこに誕生の意義があるのか。
この世に生まれた者のアイデンティティは何か。
この論理は、誤魔化しか? 真実か? (本文「八」より)