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新訳 金瓶梅 中巻

訳:田中 智行

紙版

内容紹介

待望の続刊 活写される人と世 充実の中盤

「リズムよく読める」「想像力が刺激される」と話題の上巻につづき四大奇書さいごの未踏峰、いよいよその頂へ
衣服、食物、男女、宗教…。微細にわたる圧倒的な描写を渾身の筆で受け止めた充実の訳文と、読みごたえある訳注。
生活感情をあざやかに追体験させる作者のするどい眼差し。

著者略歴

訳:田中 智行
田中 智行(たなか ともゆき)
1977年、横浜生まれ。
2000年、慶應義塾大学文学部卒業。
2011年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。
日本学術振興会特別研究員(PD)、徳島大学准教授を経て、
現在、大阪大学大学院言語文化研究科准教授。
専門は中国古典文学(白話小説)。

主な著書に、
 『とびらをあける中国文学』(共著、新典社、近刊)
主な論文に、
 「『金瓶梅』第三十九回の構成」(『東方学』第119輯、2010)
 「『金瓶梅』張竹坡批評の態度」(『東方学』第125輯、2013)などがある。

ISBN:9784862659187
出版社:鳥影社
判型:4-6
ページ数:842ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB