大聖堂を建てよう
制作に役立つゴシック建築のしくみ
著:マルコム・ヒスロップ
編:加藤 諒
紙版
内容紹介
ゴシック様式の大聖堂は、鉄骨構造や工作機械が登場する前の時代に達成された、建築およびエンジニアリングの驚くべき偉業です。
大聖堂の詳細部を、当時の資料を元に著者のマルコム・ヒスロップが、再現しています。リアルなイラストやCGを制作するために、必要な知識を紹介しています。
大聖堂の建築の黄金期に焦点を当てた「大聖堂を建てよう」は、平面図から尖塔の頂上部にいたるまで、構成要素のひとつひとつに注目し、詳しく中世の建築プロセスを説明します。
一流の建築史学者による本文と、石材の背後にいる人々について記述した補足欄という充実した内容の中で、中世の建築家による細部の意匠やデザインを解説しています。
・平面図から尖塔を建てるまで、これらの名建築の建設を説明します。
・美しい彫刻、とりわけ特別に依頼して描いてもらったイラストと折り込みページにより、大聖堂建築を視覚的に探求できます。
・16ページにわたるカラーセクションでは、中世の建築テクニック、ステンドグラス、彩色された石造物を堪能できます。
目次
プランを練る
壁面を築く
荷重を受け止める
屋根を架ける
天を目指して
色鮮やかな大聖堂
光を求めて
石の成形
教会堂の室内装備
年表
大聖堂の所在地
用語集