出版書誌データベース

身近なトピックから法をわかりやすく解説した入門書。学生を想定した会話を導入として、憲法・民法・刑法はもちろん、法とはなにかという問題から消費者法や情報法、知的財産法まで幅広い内容を取り上げた。第2版では、近年の法改正や新たな問題への法的対応の解説を盛り込んだ。

第Ⅰ編　法ってなんだろう
　第1章　法とはなにか
　第2章　法の使い方を知る

第Ⅱ編　法を学んでみよう
　第3章　国をつくり人の権利をまもる――憲法
　第4章　日常生活でもっとも身近な法――民法（債権・物権）
　第5章　法からみる「家族」――民法（家族法）
　第6章　犯罪と刑罰を定める法――刑法
　第7章　よりよく働くためのルール――労働法
　第8章　暮らしのセーフティネット――社会保障法

第Ⅲ編　いろいろな法を知る
　第9章　お金のトラブルと法―消費者法
　第10章　インターネットと法――情報法
　第11章　ライフステージと法
　第12章　生命と法
　第13章　環境と法
　第14章　知的財産と法

第Ⅳ編　法を深く学ぶ
　第15章　さらに進んで学んでみよう

第Ⅴ編　法にかかわる文章を読む
　第16章　条文や判例の読み方

編：大林啓吾
大林啓吾（おおばやし けいご）
慶應義塾大学法学部教授。著書に、『コロナの憲法学』（弘文堂、2021年）、『公衆衛生法』（弘文堂、2022年）、訳書に、『生ける憲法』（デイヴィッド・ストラウス著、勁草書房、2024年）などがある、

編：手塚崇聡
手塚崇聡（てづか たかとし）
千葉大学大学院社会科学研究院教授。著書に、『司法権の国際化と憲法解釈――「参照」を支える理論とその限界』（法律文化社、2018年）、共著に、『憲法判例のエニグマ』（大林啓吾・柴田憲司編著、成文堂、2018年）、『プレステップ憲法〔第4版〕』（駒村圭吾編、弘文堂、2024年）などがある。