<大阪はLIFEの舞台である>
日本の原体験・無意識としてのOSAKA
大阪は古来、北から西から南から、アジアとその周辺の人々が海を渡り、陽の沈む方向より陽の昇る方向を目指して上陸した。東京が情報都市であるのに対して、詩的にいうと大阪は有史以前からの「記憶の都市」である。同時に今日も、夢と挫折と未来を背負ったLIFEの「舞台」であり続けている。よって大阪人でなくても、大阪にいると人は幾分か役者であることを強いられる。その舞台の書き割り(風景)を撮った。舞台裏で、私たちをそそのかしてやまないもの、楽屋裏の怪しいざわめき、奈落の底のひそひそ話まで聞こえてくると嬉しい。 (尾崎まこと)