出版社を探す

論創ノンフィクション 10

定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2020年後半

編著:森 達也

紙版

内容紹介

緊急事態宣言後の社会はどう変容したのか。第二波を迎えるなかで強行された、Go Toキャンペーンの行方はいかに。16人の一流の論者がコロナ禍の社会を徹底分析。コロナ禍における社会の動向を記憶するための必読書、第2弾!

目次

森達也 第2弾の刊行に寄せて/斎藤環 第三波の襲来とワクチンへの期待/雨宮処凛 続・貧困の現場から見えてきたもの/上野千鶴子 コロナ禍とジェンダー 2/大治朋子 コロナ禍で認識する報道の課題/今野晴貴 コロナ禍の労働現場 2/斎藤美奈子 停滞する言論、活気づく右派論壇/CDB ダンスとハンマーの間で/武田砂鉄 続・アベノマスク論/仲正昌樹 コロナ禍と哲学 2/前川喜平 子どもの受難は続く/町山智浩 新型コロナ日記 イン アメリカ 2/松尾匡 ここまで来たコロナショックドクトリン/丸川哲史 コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦 2/宮台真司 コロナ禍は社会の性能を示す/森達也 私たちはずるずると泥道を滑り落ちている/安田浩一 コロナ禍のヘイトを考える/安田菜津紀 「人権」が絵空事にならないために

著者略歴

編著:森 達也
森 達也(もり・たつや) 1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画『A2』を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年に映画『FAKE』、19年に映画『i-新聞記者ドキュメント-』で話題を博す。著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)など多数。

ISBN:9784846020156
出版社:論創社
判型:4-6
ページ数:424ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN