釈迦の深遠な思想を、誰にでもわかりやすく理解してもらえるよう、さまざまな工夫がなされている。「我」を巡る問題に焦点を据え、覚りの内実をその独自の修習法と関連付けて有機的に説き明かすことによって、単なる知識の習得だけでなく、読者の理解を「腑に落ちる」次元へと誘う一書である。
* 仏教専門用語は必ず現代語に直すか解説を伴って使用した
* 経文などの仏典は原則として現代語で紹介した
* 論拠となる原典(経文)を洩れなくあげ、読者の判断に供するとともに、原始経典そのものへの理解を促すものとした
* 知識的なものは頁を改めてまとめて論じた
* 釈迦の生涯を別立てで手短に紹介し、その人となりの理解に供した