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法蔵館文庫

日本の神社と「神道」

著:井上 寛司

紙版

内容紹介

古代から近現代に至る歴史過程を通じて、「神道」とはどういうものとして存在し、機能したのか。それは各々の時代における神社・神社祭祀や神祇信仰の在り方とどのように関わっていたのか。そしてその歴史過程を通じて、いかにして今日の社会的通念とされる「神道=自然発生的な日本固有の民族宗教」説が成立するに至ったのか。
日本固有の宗教および宗教施設とされる神社と、神社祭祀・神祇信仰の問題を「神道」との関わりに視点を据えて、古代から現代までをトータルなかたちで再検討する画期的論考。

【目次】
はしがき
序 章 「神道」と神社史研究の課題
     ―“顕密体制論”の批判的継承・発展のために―
第一章 日本の「神社」と「神道」の成立
第二章 中世末・近世における「神道」概念の転換
第三章 「国家神道」論の再検討
     ―近世末・近代における「神道」概念の転換―
結 章 日本の「神社」と「神道」
附論 古代・中世の神社と「神道」
 あとがき
 文庫版あとがき

目次

はしがき
序 章 「神道」と神社史研究の課題
     ―"顕密体制論”の批判的継承・発展のために―
第一章 日本の「神社」と「神道」の成立
第二章 中世末・近世における「神道」概念の転換
第三章 「国家神道」論の再検討
     ―近世末・近代における「神道」概念の転換―
結 章 日本の「神社」と「神道」
附論 古代・中世の神社と「神道」
 あとがき
 文庫版あとがき

著者略歴

著:井上 寛司
1941年生まれ。大阪大学大学院修士課程修了。島根大学・大阪工業大学名誉教授。 専門は日本中世史・神社史。主な編書に『日本中世国家と諸国一宮制』(岩田書院)、『「神道」の虚像と実像』(講談社現代新書)、『出雲鰐淵寺旧蔵・関係文書』(法藏館)などがある。

ISBN:9784831826640
出版社:法藏館
判型:文庫
ページ数:491ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2024年05月
発売日:2024年05月10日