WTO体制下の貿易政策
過去・現在・将来
編著:岩田 伸人
紙版
内容紹介
近年,新興大国やグローバル・サウスと称される国々の台頭,コロナ禍,地球温暖化,更にロシアのウクライナ侵攻など,これまでの平和を前提としたグローバル自由貿易体制に変革が求められ始めた。本書は,GATT/WTO体制下における国際貿易上の諸問題を,各分野の第一級の研究者・アナリストが,過去,現在,将来の3つの視点から論考する。
目次
第1章 WTOとデジタル貿易(岩田伸人)
第2章 米国の貿易政策(山田良平)
第3章 中国の対外貿易政策の変遷と課題(陳 建安)
第4章 日本の関税政策の動向と課題(鶴田 仁)
第5章 日本のアンチ・ダンピング政策(宋 俊憲)
第6章 自由貿易と日本の食料安全保障(作山 巧)
第7章 「貿易と環境」問題の過去・現在・未来(飯野 文)
第8章 貿易交渉の将来射程(小田正規)
第9章 経済安全保障の新たな地域枠組み(岩田伸人)
ISBN:9784830952494
。出版社:文眞堂
。判型:A5
。ページ数:238ページ
。定価:3500円(本体)
。発行年月日:2024年01月
。発売日:2024年02月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCLT。