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東アジア経済と労働移動

編著:トラン・ヴァン・トウ
編著:松本 邦愛
編著:ド・マン・ホーン

紙版

内容紹介

東アジアで国際間労働移動が活発化している。しかし,その実態を把握した研究は少なく,ましてや国内の労働移動との関係を分析した研究はない。本書は日本,韓国,台湾から中国,タイ,マレーシア,インドネシア,フィリピン,ベトナム,ミャンマー等,国内と国際間の労働移動,送出国と受入国の実態を分析し,持続的発展の為の政策提言を行う。

目次

序章 東アジア・ダイナミズムと労働移動
第Ⅰ部 国内労働移動の問題
第1章 タイの二重経済構造と近隣諸国からの労働流入
第2章 ベトナム労働市場の現状と問題点
第3章 中国の労働移動と社会変動
第4章 広東省の人口動態と日本企業
第Ⅱ部 国際間労働移動における送り出し国の問題
第5章 民主化改革時代のインドネシアにおける送り出し政策の転換と課題
第6章 海外フィリピン人労働者(Overseas Filipino Workers: OFWs)の流出パターン
第7章 ミャンマーにおける国際労働移動の実態と課題
第8章 ベトナムにおける労働力輸出
第Ⅲ部 国際間労働移動における受け入れ国の問題
第9章 日本の労働移民政策の現状と課題
第10章 台湾における外国人労働者の受け入れについて
第11章 韓国の外国人労働市場の現状と課題
補論 留学生移動の問題
第12章 東南アジアにおける留学生移動と高等教育政策

ISBN:9784830948671
出版社:文眞堂
判型:A5
ページ数:278ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2015年06月
発売日:2015年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF