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脳卒中・片麻痺理学療法マニュアル

第2版

編:長澤 弘

紙版

内容紹介

脳卒中・片麻痺のとらえかた,疫学・診断学・内科および外科的治療,評価と治療介入,さらに課題志向型治療介入,長期療養へむけて,付録,という構成で,臨床経験の豊富な著者が,理学療法に関するエビデンスや,「脳卒中治療ガイドライン2015」を基盤として執筆.経験の浅い理学療法士が臨床現場ですぐに利用し役立てるよう本文は箇条書きで,直感的に理解しやすくし,具体的な理学療法技術を容易に考慮・実践できる内容を網羅した1冊.

目次

I 脳卒中・片麻痺のとらえかた
 A. 脳卒中・片麻痺の理解と障害構造
 B. 脳卒中・片麻痺に対する理学療法の進めかた
II 脳卒中・片麻痺の疫学,診断学,内科・外科的治療
 A. 疫学
 B. 診断学
 C. 脳卒中の治療
III 脳卒中・片麻痺の理学療法評価と治療介入
 A. 理学療法評価
  1 意識障害
  2 全身状態
  3 知的障害と精神障害
  4 コミュニケーション
  5 脳神経
  6 姿勢・筋緊張
  7 腱反射・病的反射
  8 運動麻痺
  9 感覚・疼痛
  10 協調運動・不随意運動
  11 バランス
  12 起居動作
  13 歩行
  14 高次脳機能
  15 ADL
  16 運動耐容能
  17 非麻痺側能力
  18 治療的rTMS
  19 障害受容と家族
  20 家屋構造と環境
  21 QOL
 B.課題志向型治療介入
  1 超急性期Stroke Care Unitにおける理学療法
  2 肺理学療法
  3 頭位挙上から背もたれ座位へ
  4 寝返りから起き上がり(背臥位から側臥位までの寝返りと,それに続く起き上がり)
  5 座位耐性練習
  6 摂食・嚥下練習
  7 ベッドと車椅子との移乗練習
  8 座位から立位へ
  9 立位から歩行へ
  10 装具療法
  11 応用動作練習(床からの立ち上がり,階段昇降)
  12 ADLのなかでの病棟内練習
  13 リスクマネジメント(転倒・骨折を中心に)
  14 合併症対策
 C. 長期療養へむけて
  1 退院指導と家族指導
  2 環境調整
  3 介護保険,通所・訪問リハビリテーション,老人保健施設,身体障害者手帳などの社会資源
付録
 1 頭部CT・MRI(脳梗塞・脳内出血)のみかた
 2 検査の基準値
 3 主な薬物と副作用
索引

ISBN:9784830645518
出版社:文光堂
判型:A5
ページ数:458ページ
定価:5500円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ