序章 「平安仏教」の成立とその背景—本書の視座—
第一部 御霊信仰の源流と最澄・空海
第一章 桓武天皇と一乗思想
第二章 伊予親王事件の背景—親王の子女と文学を手がかりに—
第三章 最澄撰「三部長講会式」にみえる御霊
第四章 嵯峨・淳和朝における「御霊」の慰撫
—『性霊集』伊予親王追善願文を中心に—
第二部 『続日本後紀』「空海卒伝」の再検討
第一章 空海の得度・受戒年次をめぐって—三十一歳説の再検討—
第二章 平安時代初期の得度・受戒制度
—空海の「出家入唐」をめぐる二種の太政官符を中心に—
第三章 入唐前の空海をめぐって
—『御遺告廿五箇条』第十六条を中心に—
第四章 空海の僧都補任をめぐって
—伝記史料からみた大僧都補任年次と僧綱登用の背景—
終章 嵯峨天皇と「平安仏教」—仏教政策を中心に—
あとがき
索引