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虚構ビジネス・モデル

観光・鉱業・金融の大正バブル史

著:小川 功

紙版

内容紹介

ハイリスクを選好する虚業家はいつの世にも存在した。本書は大正バブル期の泡沫会社の典型的事例を収録する。現下の金融危機での虚構とのあまりの酷似に驚かされよう。

目次

序 章 「虚業家」と虚構ビジネス・モデル
第1章 不動産・観光業の融合・温泉土地会社の破綻
第2章 貧鉱を富鉱に虚飾した鉱山業者
第3章 外地での証券・金融・開拓ビジネスの幻影
第4章 庶民の証券貯蓄を収奪した債券業者
第5章 庶民の預金を投機に賭けた「虚業家」 
第6章 老舗庶民金融機関のビジネス・モデルの変容
第7章 大正版ベンチャー投資ファンドの末路
終 章 ハイリスク選好者の連鎖メカニズム 

ISBN:9784818820418
出版社:日本経済評論社
判型:A5
ページ数:262ページ
定価:5600円(本体)
発行年月日:2009年03月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ