出版書誌データベース

歴史と哲学はいかに両立するのか──。歴史叙述の思想史において近年注目が集まっている『イングランド史』。そのうち最初に公刊されたステュアート史を、網羅的な資料調査と綿密な校訂にもとづき初めて全訳。熱狂や陰謀についての鋭い洞察とともに、名誉革命による「自由な国制」の確立までの歩みを語る哲学的歴史。

　凡　例

共和国　第1章
共和国　第2章
共和国　第3章

チャールズ2世　第1章
チャールズ2世　第2章
チャールズ2世　第3章
チャールズ2世　第4章
チャールズ2世　第5章
チャールズ2世　第6章
チャールズ2世　第7章

ジェイムズ2世　第1章
ジェイムズ2世　第2章

　訳 注
　解説（壽里竜）
　典拠文献一覧
　索 引

［第Ⅰ巻 目次］
ジェイムズ1世　第1〜6章
チャールズ1世　第1〜10章
訳 注
解説（犬塚元）
典拠文献一覧

他訳：犬塚 元
愛知県西尾市生まれ。法政大学法学部教授。博士（法学）。著訳書に、『デイヴィッド・ヒュームの政治学』（東京大学出版会、2004年）、ヒューム『自然宗教をめぐる対話』（訳、岩波文庫、2020年）、ポーコック『島々の発見』（監訳、名古屋大学出版会、2013年）などがある。

他訳：壽里 竜
東京都杉並区生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。博士（経済学）。著訳書に、Hume's Sceptical Enlightenment （Edinburgh University Press, 2015）、マンデヴィル『名誉の起源 他三篇』（訳、法政大学出版局、2022年）などがある。