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西洋古典叢書 G121

身体諸部分の用途について2

著:ガレノス
他訳:坂井 建雄
他訳:池田 黎太郎

紙版

内容紹介

後世「医師の君主」と呼ばれたローマ帝政期ギリシア人医学者による解剖学の主著の一つ。動物の死体を切り開いて体内の部分や器官を観察、その構造を記述するのみならず、それをもとに機能を推論、さらにはその検証まで行なうという彼の探究は、生理学の分野にもまたがっている。本分冊では腹部内臓と栄養の問題、および胸部内臓と生命精気の問題が取り扱われる。本邦初訳。(全4冊)

目次

第四巻
第五巻
第六巻
第七巻
第二分冊解題
第二分冊固有名詞索引/事項索引

著者略歴

他訳:坂井 建雄
順天堂大学保健医療学部特任教授
1953年 大阪府生まれ;1978年 東京大学医学部卒業;東京大学医学部助教授、順天堂大学医学部教授を経て2019年より現職
主な著訳書:『カラー図解 人体の正常構造と機能』(総監修、日本医事新報社);『図説医学の歴史』(医学書院);『人体観の歴史』(岩波書店);ガレノス『解剖学論集』(共訳、京都大学学術出版会);ガレノス『身体諸部分の用途について1』(共訳、京都大学学術出版会)
他訳:池田 黎太郎
順天堂大学医学部名誉教授
1939年 東京都生まれ;1971年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学;2005年 順天堂大学医学部教授を経て退職
主な著訳書:『古典ギリシア語文法入門』(白水社);アイスキュロス『テーバイを攻める七人の将軍』ギリシア悲劇全集(岩波書店);エウリーピデース『ヘーラクレイダイ』ギリシア悲劇全集(岩波書店)

ISBN:9784814004232
出版社:京都大学学術出版会
判型:4-6変
ページ数:288ページ
定価:3100円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD