日本農業市場学会研究叢書 17
自給飼料生産・流通革新と日本酪農の再生
編著:荒木 和秋
編著:杉村 泰彦
紙版
内容紹介
酪農、畜産の中間生産物である自給飼料の生産、流通の実態について、細断型ロールベーラという革新技術の導入を通して、多くの地域と多面的な観点から日本の酪農、畜産の展開のメカニズムを解明した本格的な研究である。
目次
はじめに
第1章 わが国の飼料需給構造と細断型圧縮技術による生産・流通の革新
第2章 北海道における自給飼料生産組織の展開と調製革新技術の活用
第3章 北海道における牧草サイレージの流通増加要因と商品化構造
─北海道北部のTMRセンターを事例として─
第4章 細断型ロールベーラ導入に伴う自給粗飼料の利用方法の変化
─北海道オホーツク地域を事例に─
第5章 細断型ロールベーラ導入による新たな土地利用の可能性
─北海道道央地域の畑作経営を事例に─
第6章 東北地域における自給飼料調製の大変革と酪農経営の構造変動
─細断ロールサイレージ調製の伸展─
第7章 稲発酵粗飼料作における細断型ロールベーラの導入と普及
─機械技術の部門間移転─
第8章 コントラクターによる稲発酵粗飼料生産の到達点
─近畿地方中山間地帯での取り組みを事例として─
第9章 飼料調製技術革新への地域別・経営形態別対応
─北海道・九州の飼料生産組織を中心に─
第10章 エコフィード生産・流通における細断型ロールベーラの活用とその意義
第11章 国土資源に立脚した日本畜産の課題と展望
あとがき
ISBN:9784811905228
。出版社:筑波書房
。判型:A5
。ページ数:235ページ
。価格:2700円(本体)
。発行年月日:2017年12月
。発売日:2017年12月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TVHB。