出版書誌データベース

総説・建築、穀物関連施設、園芸施設、畜産施設、流通施設、「再生可能エネルギー」、「廃水・家畜ふん尿処理」および「先端的計測・IT」の10分野で構成した。また、読み物としての体裁も兼ね備えており、学会設立以来40年間にわたる知見をハンドブック的に見ることもできるようにした。さらに中国語も加えて、中国人留学生にも農業施設の勉強がし易くなるよう配慮した。

１章　農業施設・経営・基礎工学
1-1　農業施設の概念と経営 1-2　熱工学・空気調整
1-3　農作業 　1-4　建築構造
２章　穀類関連施設
2-1　種子・育苗 2-2　荷受け・乾燥
2-3　調製・貯蔵・流通 2-4　品質・物性
３章　園芸施設
3-1　環境調節 3-2　栽培技術 3-3　温室の構造
４章　畜産施設
4-1　畜舎の環境要因 4-2　家畜の生理条件と産熱
4-3　養鶏 4-4　養豚 4-5　養牛
５章　青果物流通施設
5-1　青果物の生理・呼吸 5-2　冷却
5-3　選果包装 5-4　貯蔵 5-5　野菜加工・流通関連
６章　再生可能エネルギー
6-1　エネルギー資源と利用 6-2　エネルギー変換と利用
７章　廃水・家畜ふん尿処理
7-1　廃水処理 7-2　家畜ふん尿処理
８章　先端的計測・IT関係
8-1　センサと生物・農産物情報計測 8-2　計測・制御システム
8-3　情報処理・情報通信
日本語索引　英語索引　中国語索引

編：農業施設学会用語解説集編集委員会
農業施設学会
【目的】
農業施設学会は、会員相互の親和と協力により農業施設の研究と開発利用を推進し、その知識の向上と技術普及を図ることを目的としています。

【学会の理念】
　本会は、設立の趣意に基づき、生物・食料の生産から消費に関わる「空間」、特に施設、設備、システムなどを対象として学術的に機能化・体系化し、農業施設およびその関連分野において実学として社会に貢献することを理念とする。
　この理念の達成に向け、学術的発展、消費者・現場への貢献等を目的に掲げ、研究発表会、シンポジウム・セミナー等の開催並びに学会誌『農業施設』の刊行等を事業の柱に据えて活動を行う。
　会員は相互の親和、協力によって本会理念を追求し、本会の目的とする農業施設の研究と開発利用の推進、並びにその知識の向上と技術普及の実現に寄与するものとする。

【学会の研究活動範囲】
本会は、基礎的な学問領域における技術・研究手法を基盤とし、生物生産、食料生産に関わる施設のシステム化や食の安全確保などの学術的・実学的な項目を目標に、以下に代表…