はじめに――人跡未踏の極限の大地"ウィルダネス"を経験するということ
序章――人間として科学者として大自然の中で理解できること、できないこと
第1章 再発見
沈黙――ベースキャンプから白夜にさまよい出る
蜃気楼――未知の存在を知らせるための合図
岩を砕く――ふたつの大陸の縫合帯なのか
ハナゴケ――トナカイが好む地衣類を食べてみる
ハヤブサ――至近距離での遭遇、新しい経験の宝庫
第2章 統合
太陽の壁――サーフィンが人生のすべてだった
鳥のさえずりと神話――音の蜃気楼に出会う
ライチョウ――親鳥とヒナとの遭遇、ホッキョクイワナの川で沐浴
きれいな水――淡水と海水が出会う場所の生命のにぎわい
魚の川――捕食者ウルクが襲う
第3章 発現
潮流――ゾディアックがうず潮にはまる
時計じかけの小石――巨大な斜方輝石の堆積物を発見する
氷――氷壁・氷山・氷の結晶
アザラシ――狩り、食す
帰還――細かい境界で区切られた世界へ戻る
終章
おわりに――ウィルダネスを共有することの意味
用語集
謝辞
訳者あとがき