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命あるがままに

医療的ケアの必要な子どもと家族の物語

編著:野辺 明子
編著:前田 浩利
監:田村 正徳

紙版

内容紹介

「医療的ケア児」――人工呼吸器や経管栄養などを必要とする子どもたち。

【本書の内容】
・6人の医療的ケア児(超低出生体重児、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症候群)、先天性水頭症、脳性まひ、先天性ミオパチー)と家族への丹念な取材を通して、本人や家族の軌跡、思いを伝えます。口絵写真も収載。
・医ケア児の在宅生活を支える医療者・コメディカルの姿や、医療や福祉、保育や教育の場で起きていることを描き出し、医療的ケア児をめぐる課題と社会の向かうべき姿を問う一冊です。

【主な目次】
監修の言葉 田村正徳
はじめに 「医療的ケア児」のもつ不思議な力 野辺明子
Ⅰ部 医療的ケアの必要な子どもと家族の物語
第1章 居場所を広げていく千幸ちゃん[超低出生体重児]
第2章 2歳11か月を生ききった希ちゃん[18トリソミー]
第3章 少しずつ丈夫になっていく詢くん[21トリソミー症候群(ダウン症)、気管狭窄など]
第4章 食べることが大好き、瞳の動きで意思を伝える惇志くん[先天性水頭症、髄膜炎の後遺症]
第5章 家族とともに生きた和正さん[脳性まひ、てんかん]
第6章 “自分のことは自分で”自己決定しながら地域で暮らす智道さん[先天性ミオパチー]
Ⅱ部 小児在宅医療と地域の福祉・教育をめぐって
第7章 医療的ケア児と家族とともに 野辺明子
第8章 医療的ケア児を取り巻く課題と今後の希望 前田浩利


【編著者、監修者等】
・野辺明子(元・先天性四肢障害児父母の会会長)
・前田浩利(医療法人財団はるたか会理事長)
・田村正徳(埼玉医科大学総合医療センター小児科客員教授兼名誉教授)

ISBN:9784805882245
出版社:中央法規出版
判型:A5
ページ数:277ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS