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ナチ・ドイツ 最後の8日間

著:Volker Ullrich
訳:松永 美穂

紙版

内容紹介

独裁者は「もはや」いないのに、
 戦争は「まだ」終わらない。

1945年4月30日、「一人の総統」といわれた男の突然の退場により時代の歯車が動きだす。
首都が陥落し、降伏への交渉が多方面の水面下ですすむ一方で、ある町では大量自殺が発生。
高官の逮捕と地下潜伏、その後のナチ狩り、同時多発で横行する報復的暴行や暴力的な追放、
強姦事件、「死の行進」など……激動の瞬間を、500人を超える登場人物とともに追体験する。

多くの日記や伝記、手紙や証言から知る、崩壊と始動の歴史的瞬間

強勢を誇った一つの国家が破滅に向かっていくさなか、
その渦中に生きた人々は、どう考え、どう行動したか。
日ごと刻一刻と変化する時代の断面を活写する本書は、
いま世界で進行中の惨劇をも彷彿とさせずにおかない。

ISBN:9784799110621
出版社:すばる舎
判型:4-6
ページ数:512ページ
定価:4500円(本体)
発行年月日:2022年07月
発売日:2022年07月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1DFG