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2006年に最初のバージョンが発表されて以来、時代のニーズに応じた機能の追加や技術への対応を行い、バージョンアップを繰り返してきたEC-CUBE。
構築されたECサイトは日本国内で35,000店舗以上に及ぶと推定されており、「国内No.1シェアのEC構築オープンソース」の地位は揺るぎないものとなっています。

【EC-CUBEの特徴】
・国内利用実績No.1だから日本の商習慣に合わせた標準機能が充実
・無料でダウンロードできるから、コスト削減に効く
・サイトから取得できるすべてのデータが自社の資産になる
・オープンソースだから自由自在にカスタマイズできる
・国産プラットフォームならではの充実した周辺サービスがある
・活発な日本語コミュニティで情報交換ができる
・パートナーネットワークが全国に広がっているのでベンダーロックインされない

本書は、その最新バージョンであるEC-CUBE4.3を、開発元が自ら解説した公式ガイドブックです。
EC-CUBEの特徴や選ぶべき理由、実際にEC-CUBEでECサイトを構築する手順やEC担当者が運営するまでの流れなど、あらゆる情報が詰め込まれています。
これからEC-CUBEを使われる方々はもちろん、EC-CUBEの採用を検討中の企業経営者や意思決定者の方、店舗のEC担当者様、ECサイトの設計やカスタマイズを行う制作者の方など、ECに関わる全ての方々にぜひ手に取っていただきたいガイドブックとなっております。

【本書の内容】

第1部　EC-CUBEの概要
Chapter1　ECを取り巻く環境とEC-CUBEが使われ続ける理由
Chapter2　EC-CUBEの特徴と機能
Chapter3　EC-CUBEでEC構築を始める前に

第2部　EC-CUBEで始めよう〜設定・カスタマイズ編～
Chapter4　インストールしてみよう
Chapter5　デザインをカスタマイズしよう
Chapter6　プラグインを活用しよう
Chapter7　カスタマイズをしよう
Chapter8　サイトのセキュリティチェックをしよう

第3部　EC-CUBEで始めよう〜運営編～
Chapter9　開店準備（基本設定）をしよう
Chapter10　ショップ運営をしよう
Chapter11　困った時の対処方法

第4部　資料集
Chapter12　リファレンス
Chapter13　EC-CUBE事例インタビュー集
Chapter14　特別対談「EC-CUBEの軌跡とこれから」

第１部　EC-CUBEの概要

Chapter1　ECを取り巻く環境とEC-CUBEが使われ続ける理由
■1-1　ECサイトの変遷とオープンソースの価値
■1-2　EC-CUBEのメリット
■1-3　EC-CUBEの沿革と進化
■1-4　EC-CUBEの開発元
■1-5　EC-CUBE Enterpriseについて

Chapter2　EC-CUBEの特徴と機能
■2-1　EC-CUBEの6つの特徴
■2-2　搭載機能について
■2-3　PC、スマートフォンへの対応について
■2-4　ライセンスについて

Chapter3　EC-CUBEでEC構築を始める前に
■3-1　まずはインハウスか外注かの判断をする
■3-2　自社でEC構築を行う場合の流れ
■3-3　他社にカスタマイズを依頼する場合の流れ
■3-4　ECサイト構築の費用感を把握しておく
■3-5　EC-CUBEの最新情報を手に入れる
■3-6　EC-CUBEのイベントに参加してみる

第２部　EC-CUBEで始めよう〜設定・カスタマイズ編～

Chapter4　インストールしてみよう
■4-1　動作環境について
■4-2　PCローカル環境にEC-CUBEをインストールする
■4-3　レンタルサーバーにインストールする
■4-4　より簡単にEC-CUBEをインストールする方法
■4-5　インストール時のよくあるエラーや注意点

Chapter5　デザインをカスタマイズしよう
■5-1　レイアウトを編集する（レイアウト管理）
■5-2　レイアウト編集の詳細（レイアウト管理）
■5-3　下層ページのレイアウト編集（レイアウト管理）
■5-4　新規レイアウトを作成する（レイアウト管理）
■5-5　ページのデザインを変更する（ページ管理）
■5-6　独自のブロックを追加する（ブロック管理）
■5-7　「CSS」「JavaScript」を変更する（CSS管理／JavaScript管理）
■5-8　デザインテンプレートを使う（テンプレート）
■5-9　任意のファイルをアップロードする（ファイル管理）
■5-10　デザインが更新されない場合の対処法（キャッシュ管理）

Chapter6　プラグインを活用しよう
■6-1　プラグインの概要
■6-2　プラグインを購入する前に
■6-3　プラグインの入手
■6-4　プラグインをインストールする
■6-5　プラグインの独自設定
■6-6　プラグインのアップデート
■6-7　プラグインのアンインストール（削除）
■6-8　プラグインを購入する際の注意点

Chapter7　カスタマイズをしよう
■7-1　そもそもEC-CUBEをカスタマイズする方法は？
■7-2　EC-CUBEのディレクトリ構造
■7-3　EC-CUBEの構造を理解する上で重要な「MVCモデル」とは？
■7-4　カスタマイズをする前に知っておきたいTips
■7-5　カスタマイズの基礎
■7-6　管理画面のメッセージをカスタマイズする
■7-7　管理画面に新規メニュー項目を追加するカスタマイズ
■7-8　ショップ画面で表示させる新規ページを作成するカスタマイズ
■7-9　フロント画面の商品詳細画面で閲覧履歴を表示するカスタマイズ
■7-10　直近◯日間の商品ランキングを表示するカスタマイズ
■7-11　商品詳細画面にYouTube動画を追加するカスタマイズ
■7-12　プラグインを開発する
■7-13　EC-CUBEをバージョンアップする

Chapter8　サイトのセキュリティチェックをしよう
■8-1　EC-CUBEのセキュリティ対策と支援
■8-2　自社サイトのセキュリティを守るためにするべきこと
■8-3　ECサイトを攻撃から守る
■8-4　SQLインジェクション対策①
■8-5　SQLインジェクション対策②
■8-6　SQLインジェクション対策③
■8-7　クロスサイト・スクリプティング対策①
■8-8　クロスサイト・スクリプティング対策②
■8-9　クロスサイト・スクリプティング対策③
■8-10　クロスサイト・リクエスト・フォージェリ対策
■8-11　アクセス制御や認可制御の欠落

第３部　EC-CUBEで始めよう〜運営編～

Chapter9　開店準備（基本設定）をしよう
■9-1　管理画面にログインする
■9-2　店舗の基本情報を設定する
■9-3　特定商取引法の登録をする
■9-4　ご利用規約の登録をする
■9-5　支払方法の設定をする
■9-6　配送の設定をする
■9-7　税率を設定する
■9-8　メールの編集をする
■9-9　カテゴリを登録する
■9-10　商品を登録する
■9-11　規格を登録する
■9-12　規格と商品の関連付けを設定する
■9-13　商品、規格、カテゴリをCSVで登録する

Chapter10　ショップ運営をしよう
■10-1　テスト購入する
■10-2　受注を確認する
■10-3　受注一覧から受注を管理する
■10-4　受注情報の詳細を確認・修正する
■10-5　受注情報を新規登録する
■10-6　会員情報を管理する
■10-7　管理画面の権限を設定する
■10-8　毎日の売れ行きをチェックする

Chapter11　困った時の対処方法
■11-1　困った時の情報源
■11-2　「EC-CUBEアドバイザー」に相談する

第４部　資料集

Chapter12　リファレンス
■12-1　EC-CUBEの制作依頼先企業一覧
■12-2　EC-CUBE4.3対応プラグイン一覧

Chapter13　EC-CUBE事例インタビュー集
■13-1　ドトールコーヒー様／「サービス」と「業務のこだわり」のシステム化
■13-2　イーウェル様／大規模福利厚生サービスをEC-CUBEでリプレース
■13-3　マルニ額縁画材店様／ECサイトから工場までDX化で顧客体験を大幅向上
■13-4　崎陽軒様／店舗や配送バックヤードの運用整備を含めた全社的DXへの取り組み
■13-5　ビタブリッドジャパン様／D2C戦略成功の秘訣は、EC-CUBEの高いカスタマイズ性にあり
■13-6　Remy様／EC-CUBEだからこそできた、想いを伝えるこだわりのサイト

Chapter14　特別対談「EC-CUBEの軌跡とこれから」
■14-1　特別対談について
■14-2　独自のUI／UXを実現したいと考える高度なニーズが拡大
■14-3　体制を拡充で大規模向けを強化
■14-4　セキュリティ確保の新ソリューションを開発
■14-5　「EC-CUBE」のコンセプトがフィットする時代が来た
■14-6　「ベンダーロックイン」されない価値を提供
■14-7　グループ力も強み、将来的な海外展開も視野

著：株式会社イーシーキューブ
株式会社イルグルム（東京証券取引所グロース市場上場、証券コード：3690）のコマース支援事業を分社化する形で、2018年10月1日に設立された、国内No.1シェアEC構築オープンソース「EC-CUBE」の開発元企業。「EC-CUBE」は、2006年にリリースされて以来、多くのECサイト構築に利用され、その利用率は月商1,000万円以上のネットショップにおいて国内最大級となっている。2024年から、その技術力とノウハウを活かしたEC構築・運用支援事業を開始し、自社専用サービスとして大規模EC事業社向けに「EC-CUBE Enterprise」を展開する。