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数理と哲学

カヴァイエスとエピステモロジーの系譜

著:中村 大介

紙版

内容紹介

〈重ね合わせ〉の思考のために
重ね合わせ。概念と概念の。また理論と理論の。さらには科学と哲学の。それは、あるものを別のものの上に層状に重ねることも含むが、重ねることでそれぞれが入り込み、浸透し合うこともある。重ね合わせとはまずもってこうした重ねる働きを意味するが、またある状態のことでもある。二としての一。差異。畳長性。ある時代と別の時代の重なりが生み出す緊張。近代的自我でありつつも同時にそれとは異なった何かであること。そして、あるものから別のものへと成りつつある様。———哲学者カヴァイエスの数理哲学を軸に展開される、現代思想の粋!

ISBN:9784791773480
出版社:青土社
判型:4-6
ページ数:432ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PB