史上最恐の人喰い虎
436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター
著:デイン・ハッケルブリッジ
訳:松田 和也
紙版
内容紹介
虎はなぜ人を襲ったのか
1900年頃、ハンターに追われてインドとネパールの国境付近で傷を負ったメスのベンガルトラは、通常の獲物を狩ることができなくなり、人間を標的にするようになった。それから約7年間「人喰いチャンパーワット」は地元民を恐怖のどん底に突き落とし、村人全員が故郷を捨てて逃げ出すほどの事態を招いた。犠牲者の数はなんと436人。インド生まれのアイルランド系ハンター、ジム・コーベットがチャンパーワット退治に乗り出す。コーベットは連続殺人犯を追う刑事のように注意深く証拠を集め、ついに森の中に生々しい血痕と足跡を見つけ、虎と対峙しに向かう。