◆当事者が語る回復の物語◆
摂食障害とは拒食症、過食症の総称で、「痩せたい」「スリムになりたい」とダイエットを始めたことから深みにはまり、食べては吐くを繰り返し、死に至ることもある深刻な病いです。日本では女子高生・女子大生の50人に1人が過食症ともいわれ、実態解明が急務です。これまでは「なぜ摂食障害になるか」という原因論の研究がほとんどで、「どのように摂食障害から回復するのか」という〈回復論〉は断片的な情報しかありませんでした。本書は自ら摂食障害を克服した社会学者である著者が、回復者20人にインタビューし、重い障害から実際にどのように回復のきっかけをつかんだのか、肉声を交えて初めて明らかにしていきます。摂食障害の患者さん、家族、医療関係者に贈る希望の書。