第1章 木簡の発見
地中からあらわれた古代の文字
信じてもらえなかった最古の木簡 よみがえる地方郡家
伊場遺跡周辺の地形
伊場遺跡の発見
開発と保存のはざまで
伊場裁判とその後
第2章 伊場遺跡群の発掘
群としてとらえる
苦戦した発掘調査
伊場大溝は埋没河川
弥生集落としての伊場遺跡
古代伊場の前身集落
伊場遺跡の小貝塚群
第3章 広域に分散する郡家機能
伊場遺跡は郡厨か栗原駅家か
城山遺跡に郡庁か
梶子北遺跡は平安時代の郡庁か館か
鳥居松遺跡は郡津、九反田遺跡は郡寺か
敷智郡を支えた集落群
第4章 木簡が語る古代地方行政
敷智郡の大領は石山
年号が記された木簡から郡家の歴史をうかがう
古代地方役所と税
浜松の地名は「浜津」に由来
稲万呂は古代交易商人
古代東海道のルートは
古代の浜名湖と遠州灘
地方役所のぜいたく品
郡家で出された食事
第5章 郡家の地域産業振興
木製農具
漁撈と水運関係
調庸布の生産
鉄製品と鍛冶工房
木工生産
湖西窯の須恵器生産と流通
第6章 地方の古代祭祀
寺院の建立と仏教祭祀の浸透
祝詞と呪い
描かれた祈り
木製祭祀遺物
土製祭祀遺物
伊場遺跡のこれから