写録ニホンミツバチ
著:藤井 英美
紙版
内容紹介
ミツバチの情報伝達方は「8の字ダンス」だけではありません。最近では、女王バチによる「クイーン・パイピング」や働きバチによる「ワーカー・ホイッスル」などの研究が進んでいます。また、蛇口をひねればハチミツが出てくる、オーストラリアの会社が開発した「フロー・ハイブ」という装置など、最新情報を写真でわかりやすく紹介します。
セイヨウミツバチは〝家畜〟であり、ニホンミツバチは〝野生〟の昆虫です。だから飼育のむずかしさがあり、おもしろさもあるのです。一群に約2万匹いますが、ほとんどがメスの働きバチで、1匹の女王バチとわずかな雄バチの3種で構成されています。著者自身がニホンミツバチに魅せられて、そのおもしろさを写真の記録として伝えます。
目次
1章_ニホンミツバチとは? 2章_分蜂 3章_ニホンミツバチの巣 4章_働きバチの生活 5章_天敵 6章_自然群 7章_自然群の保護 8章_養蜂 9章_私とニホンミツバチ 索引 用語解説