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Kaguya Books

SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡

編:井上彼方

紙版

内容紹介

SFを、もっと。

生きたまま襟巻きになるキツネ、世界を再創造する検閲、時を駆ける寿司、オレンジ様を育てる気球ドローン……知らない世界を旅してみたら、心がちょっと軽くなる。

ウェブで開催された「かぐやSFコンテスト」から生まれたSFアンソロジー、クラウドファンディングを成功させて始動!

編者:井上彼方

著者:赤坂パトリシア、葦沢かもめ、泡國桂、一階堂洋、稲田一声、大竹竜平、勝山海百合、枯木枕、巨大健造、佐伯真洋、坂崎かおる、佐々木倫、三方行成、十三不塔、白川小六、淡中圏、千葉集、苦草堅一、原里実、正井、水町綜、武藤八葉、宗方涼、もといもと、吉美駿一郎

挿画・装幀:谷脇栗太

発行:Kaguya Books 発売:社会評論社

目次

はじめに

<第一章 時を超えていく>
三方行成「詐欺と免疫」
一階堂洋「偉業」
千葉集「擬狐偽故」
佐伯真洋「かいじゅうたちのゆくところ」
葦沢かもめ「心、ガラス壜の中の君へ」
勝山海百合「その笛みだりに吹くべからず」

<第二章 日常の向こう側>
原里実「バベル」
吉美駿一郎「盗まれた七五」
佐々木倫「きつねのこんびに」
白川小六「湿地」
宗方涼「声に乗せて」
大竹竜平「キョムくんと一緒」
赤坂パトリシア「くいのないくに」

<第三章 どこまでも加速する>
淡中圏「冬の朝、出かける前に急いでセーターを着る話」
もといもと「静かな隣人」
苦草堅一「握り八光年」
水町綜「星を打つ」
枯木枕「私はあなたの光の馬」
十三不塔「火と火と火」

<第四章 物語ることをやめない>
正井「朧木果樹園の軌跡」
武藤八葉「星はまだ旅の途中」
巨大健造「新しいタロット」
坂崎かおる「リトル・アーカイブス」 
稲田一声「人間が小説を書かなくなって」
泡國桂「月の塔から飛び降りる」

『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』ができるまで
シリーズ名『新月』の由来 久永実木彦

著者略歴

編:井上彼方
SF企業VGプラス(バゴプラ)が運営するオンラインSF誌〈Kaguya Planet〉のコーディネーター。第一回/第二回かぐやSFコンテスト審査員。Kaguya Books編集者。1994年生まれ。フェミニスト。編著書に『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』(社会評論社)。 

ISBN:9784784541478
出版社:社会評論社
判型:B6
ページ数:384ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2022年08月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ