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北川透現代詩論集成 3

六〇年代詩論 危機と転生

著:北川 透

紙版

内容紹介

50年代から60年代にかけて、戦後的な社会や政治の枠組み、党派的な文化への拠り所が失われ、言語そのものに依拠する<ことばが語る時代>が始まる。飯島耕一、大岡信ら、戦後詩から離陸する詩人たちと、天沢退二郎、吉増剛造ら、60年代とそれ以降の詩を担った詩人たちについての論が激しく踵を接する。
(月報=福間健二、岸田将幸ほか)

著者略歴

著:北川 透
1935年、愛知県碧南市生まれ。
62年から90年まで「あんかるわ」創刊。96年から2000年まで「九」を山本哲也と共同編集で刊行。2013年より「KYO(峡)」刊行。
『詩論の現在』(全三巻)で第三回小野十三郎賞、詩集『溶ける、目覚まし時計』で第三十八回高見順賞、『中原中也論集成』で第四十六回藤村記念歴程賞、これまでの詩の実践と現代詩論への寄与で第七十回中日文化賞を受賞。その他著書多数。

ISBN:9784783723738
出版社:思潮社
判型:A5
ページ数:559ページ
定価:5000円(本体)
発行年月日:2018年03月
発売日:2018年03月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ