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北川透現代詩論集成

北川透現代詩論集成 2

戦後詩論 変容する多面体

著:北川 透

紙版

内容紹介

敗戦後の若い詩人たちは、当時の日本思想・文学に強い支配力をもったマルクス主義の理念や伝統的な抒情詩の自然感性に、さまざまな位相で対抗的に想像力を形成した。谷川雁、吉岡実ら、その多様多彩な世界に分け入る。シュルレアリスムの理念と歴史を批判的に検討し、それを超えようとする最新長篇論考を収録。
月報=瀬尾育生、佐藤雄一ほか。

著者略歴

著:北川 透
1935年、愛知県碧南市に生まれる。58年、愛知学芸大学卒業。62年、「あんかるわ」を創刊し、90年に終刊するまで、同誌を基盤に精力的な詩と批評の活動を展開する。91年、下関市に移住し、96年から2000年まで、「九」を山本哲也氏と共同編集で刊行。2013年から、ひとり雑誌「KYO(峡)」刊行。
『詩論の現在』(全3巻)で第3回小野十三郎賞、詩集『溶ける、目覚まし時計』で第38回高見順賞、『中原中也論集成』で第46回藤村記念歴程賞を受賞。

ISBN:9784783723721
出版社:思潮社
判型:4-6
ページ数:549ページ
定価:5000円(本体)
発行年月日:2017年01月
発売日:2017年01月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ