北川透現代詩論集成
北川透現代詩論集成 2
戦後詩論 変容する多面体
著:北川 透
紙版
内容紹介
敗戦後の若い詩人たちは、当時の日本思想・文学に強い支配力をもったマルクス主義の理念や伝統的な抒情詩の自然感性に、さまざまな位相で対抗的に想像力を形成した。谷川雁、吉岡実ら、その多様多彩な世界に分け入る。シュルレアリスムの理念と歴史を批判的に検討し、それを超えようとする最新長篇論考を収録。
月報=瀬尾育生、佐藤雄一ほか。