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セレクション社会心理学 24

新版 チームワークの心理学

新版

持続可能性の高い集団づくりをめざして

著:山口 裕幸

紙版

内容紹介

本書は,チームワーク研究をやさしく解説した好評書の改訂版です.初版を基に,重要な研究成果や新しい研究テーマを加え改訂しました。組織の中で率直に意見を述べ合うことのできる心理的安全性に関する研究や,コロナ禍を経て大きく変わった組織コミュニケーションのあり方を踏まえた内容へと加筆・修正しています.優れたチームワークを育み,それを発揮するヒントともなる一冊です.

●その後のチームワーク研究
本書初版の刊行から16年が経ち,チームワークに関する心理学的研究も新しい成果が報告され,さらに広がりを見せました.さまざまなテーマが開拓され,面白い研究へと発展しつつあります.そのような中,コロナ禍が世界を襲い,組織のコミュニケーション,チーム活動そのものが根底から形を変えざるを得ない事態となりました.

●優れたチームワークとは
そういった情勢を踏まえ,長年研究を続けてきた著者が,重要な研究成果や新しい研究テーマを加え改訂を行いました.組織の中で率直に意見を述べ合うことのできる心理的安全性に関する研究や,コロナ禍を経て大きく変わった組織コミュニケーションのあり方などについて,加筆・修正しています.優れたチームワークを育み,それを発揮するヒントともなる一冊です.

【主要目次】チームワークを心理学的に研究することの意味/チームワークを可視化する ― 測定への挑戦/チームワーク発達論 ― チームワークが生まれるメカニズム/チームワークの効果性 ― チーム・プロセスへの影響/優れたチームワークを育むには/チームワークの社会心理学的研究のこれから

目次

チームワークを心理学的に研究することの意味/チームワークを可視化する ― 測定への挑戦/チームワーク発達論 ― チームワークが生まれるメカニズム/チームワークの効果性 ― チーム・プロセスへの影響/優れたチームワークを育むには/チームワークの社会心理学的研究のこれから

著者略歴

著:山口 裕幸
山口 裕幸
1981年 九州大学教育学部卒業
1991年 九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学
    九州大学教授を経て
現 在 京都橘大学総合心理学部教授
    九州大学名誉教授 博士(教育心理学)

主要編著書
『チームダイナミックスの行動科学――組織の生産性・安全性・創造性を高める鍵はどこにあるのか』(編著)(ナカニシヤ出版,2024)
『そうだったんだ!! 心理的安全性』(監修)(永岡書店,2023)
『リーダーのための心理的安全性ガイドブック』(監修)(労務行政,2021)
『心理学概論』(共編)(サイエンス社,2020)
『経営とワークライフに生かそう! 産業・組織心理学 改訂版 』(共著)(有斐閣,2020)
『多数派結成行動の社会心理学』(単著)(ナカニシヤ出版,1988)

ISBN:9784781916088
出版社:サイエンス社
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2024年07月
発売日:2024年07月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JMH