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カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)という生き方

著:井澗知美

紙版

内容紹介

老若男女の「心」に寄り添い 人とともに成長する

多くの人が悩みやストレスを抱える時代に、相談者の気持ちを対話から引き出し、心に寄り添うカウンセラーという職業。
2017年には国家資格である公認心理師資格が生まれ、昨今ますますその専門性が注目されています。
本書では、カウンセラーがどういった現場で、どのような働き方をするのか、カウンセラーとしてどのような視点や専門性が今求められるのかを解説。
また、様々な現場での実際のエピソードと、仕事の魅力もたっぷり紹介しています。

【目次】
はじめに

第1章 カウンセラーの現場
カウンセリングとは
カウンセラー(公認心理師/臨床心理士)とは
公認心理師/臨床心理士の4つの業務とは
公認心理師と臨床心理士の違い
カウンセラーのさまざまな現場
カウンセラーの1日
カウンセラーのキャリアとライフプラン
今求められているカウンセラー

第2章 カウンセラーを目指して
最初からカウンセラーになろうとしたわけではなかった?
一般企業で働いた日々
臨床心理士を目指して
国立精神・神経センターで子どもの心を考える
教育相談員・スクールカウンセラーとして
産業現場での臨床
ペアレントトレーニングで親子を支援する
研究者として、カウンセラーとして

第3章 カウンセラーとして働く姿勢
カウンセラーとしてもっとも大切なこと
私もなれる? カウンセラーを目指す前に
心の声をどうやって聴くのか
心の声をどうやって伝える?
ネットワークを広げて、自らを広げる
カウンセラーのストレス解消法
公認心理師の義務と倫理

第4章 カウンセラーになるには
公認心理師になるには
臨床心理士になるには

第5章 これからのカウンセラー
おもちゃ広場という挑戦
人の心が変わってきている
今だからこそ、カウンセラーは求められている
日本のカウンセラーは地位向上する?
新しい時代のカウンセリング

目次

はじめに
第1章 カウンセラーの現場
第2章 カウンセラーを目指して
第3章 カウンセラーとして働く姿勢
第4章 カウンセラーになるには
第5章 これからのカウンセラー

著者略歴

著:井澗知美
井澗知美(いたに・ともみ)
大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。公認心理師、臨床心理士。
上智大学文学部心理学科、早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了後、国立精神・神経センター精神保健研究所児童思春期精神保健部の流動研究員としてADHDの臨床研究をチームで行う。研究所に在籍している際に、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にてペアレントトレーニングの研修を受け、我が国におけるペアレントトレーニングプログラムの開発にたずさわる。その後、中央大学大学院博士課程でペアレントトレーニングの有効性に関する研究に取り組み、学位を取得。
専門は発達臨床心理学で、早期介入や地域での発達支援に関心をもつ。ここ数年は幼児期から思春期の子どもの発達支援を中心に取り組んでいる。本書でも紹介した自閉症スペクトラム症の早期介入法であるJASPERの認定セラピストの資格を取得し、大学内の相談室や小児科クリニックで実践をしている。

ISBN:9784781680873
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年11月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VS