出版社を探す

ヘアヌードの誕生

芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる

著:安田理央

紙版

内容紹介

・キャッチ
「『陰毛はどこから来たのか、陰毛とは何か、陰毛はどこに行くのか』とはゴーギャンの名高い絵のタイトル、というのは嘘で、『陰毛』ではなく『人間』だ。だが、この本の読者は、大河ドラマのような陰毛の歴史を見て、そう呟くに違いない。ちなみに、ゴーギャンも陰毛はばっちり描いてます」と、高橋源一郎(作家・明治学院大学教授)さんも大推薦!! ヘアヌード30周年特別書き下ろし。

・内容紹介
ヘアー、それはたかが陰毛であり体毛に過ぎない。しかし、女性のそれが見えたか、見えないか。見せようとする側と決して見せまいとする側は、泣き笑いかつ死に物狂いの戦いを繰り広げてきた。その攻防の歴史を追うことは、日本人にとっての猥褻観とは何かを突き詰めることであり、否定しようのない日本文化史なのである。(「はじめに」より)

・目次
はじめに 日本人にとって陰毛とはなんだったのか
第一章 陰毛をめぐる世界史
第二章 奪われた日本の陰毛
第三章 陰毛闘争
第四章 ヘアヌードの誕生
第五章 ヘアヌードの終焉
終章 そして誰も陰毛を語らなくなった 
おわりに 結局、陰毛は猥褻なのだろうか

目次

日本人にとって陰毛とはなんだったのか/第一章 陰毛をめぐる世界史/第二章 奪われた日本の陰毛/第三章 陰毛闘争/第四章 ヘアヌードの誕生/第五章 ヘアヌードの終焉/終章 そして誰も陰毛を語らなくなった/結局、陰毛は猥褻なのだろうか

著者略歴

著:安田理央
1967年埼玉県生まれ。ライター、アダルトメディア研究家。美学校考現学研究室(講師:赤瀬川原平)卒。主にアダルトテーマ全般を中心に執筆。特にエロとデジタルメディアとの関わりや、アダルトメディアの歴史をライフワークとしている。AV監督やカメラマン、またトークイベントの司会や漫画原作者としても活動。主な著書として『痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』『巨乳の誕生 大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』『日本エロ本全史 』(すべて太田出版)、『AV女優、のち』(角川新書)、『日本縦断フーゾクの旅』(二見書房)、雨宮まみとの共著『エロの敵』(翔泳社)などがある。

ISBN:9784781619903
出版社:イースト・プレス
判型:4-6
ページ数:280ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS