身体と情動
アフェクトで読むアメリカン・ルネサンス
編:竹内 勝徳
編:高橋 勤
紙版
内容紹介
ポー、メルヴィル、ホーソーンらによる身体描写
などから、アメリカン・ルネサンスの背後にひそむ
「アフェクト(情動)」を読み解く!
好評の『環大西洋の想像力』(2013)に続く、
アメリカン・ルネサンス文学論集。
目次
第一部 解き放たれる身体
ポーの見たサイボーグの夢(高野泰志)
呪術師の杖(大串尚代)
電気と磁気の身体論(城戸光世)
エマソンの幸福薬(古屋耕平)
エイハブの脚(竹内勝徳)
第二部 知覚とリズム
情動の響き(舌津智之)
電信とタイプライターの音楽と駆動する情動(中村善雄)
流動する集団的パロール(小林朋子)
「ぼくの親戚、モーリノー少佐」における笑い(稲冨百合子)
第三部 情動の政治学
扇情のアダプテーションと情動調律(新田啓子)
「バートルビー」に潜む北米先住民(大島由起子)
『緋文字』の時代とチリングワースの情動(村田希己子)
不安の感染 「ベニト・セレーノ」論(高橋 勤)
【特別寄稿】
「トーン」(抄訳)ーー『醜い感情』から(シアン・ンガイ/訳 笠根 唯)
◎訳者ノート
ISBN:9784779122163
。出版社:彩流社
。判型:A5
。ページ数:341ページ
。定価:3800円(本体)
。発行年月日:2016年04月
。発売日:2016年04月06日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。