わたしの生命の消息を自分の足音に聞く・・・澄明なことばで三陸・気仙沼大島の海、心像風景を謳いあげた水上不二!まどみちおと主宰した同人誌『昆虫列車』から旺盛な創作期まで、童謡詩人の生涯と作品を辿る。
青い海のなかに、小さい島がひとつ
小さい島のなかに、つばきの木が一本 / 春がきて、咲いて、
朝日に夕日にひかって / 東を見ても花ざかり、西から見ても花ざかり
[本書の主な内容]
生地大島 自然環境 若年のころ 准訓導時代 雑誌「赤い鳥」 松江第一小学校時代
第二期「赤い鳥」 「赤い鳥」ののち 同人誌「昆虫列車」 戦争激化の下で 敗戦前後
旺盛な創作期 不幸な出来事 原点への回帰 『不二民謡作品集』 郷里への愛慕