記述・論述式の問題では、問題文全体の仕組みを正確にとらえる読解力と、必要に応じて自分なりの表現を工夫して的確な解答を作成する表現力が求められます。
厳選された問題に取り組み、的確な解答を書こうとする試行錯誤の中でこそ読解力も表現力が鍛えられます。
＜本書の構成と特長＞
●本書は第一部「典型問題篇」と第二部「練習問題篇」で構成されています。
●「典型問題篇」：論述問題の基本的な五つの類型問題を掲載。「練習問題篇」に取り組む前段階として、典型問題を通して文章の読解法、解答の作成法を身につけます。
●「練習問題篇」：入試によく出題されるジャンル別の9章、各2題（比較的易しめ・難しめ）計18題の演習問題で構成されています。
●「典型問題篇」「練習問題篇」ともに【配点と採点基準】を掲載しています。「典型問題篇」の例題の設問解説では「答案例」を掲載。自己採点の参考になるように実際に採点した「採点例」もあわせて示しています。
●「典型問題篇」「練習問題篇」とも、「本文解説」「設問解説」はかなり詳しく丁寧に書いてあります。「本文解説」では文全体の論旨と構成、「設問解説」では解答の導き方が確認できます。
