黒旗水滸伝 下巻
大正地獄篇
著:竹中 労
絵:かわぐち かいじ
紙版
内容紹介
時は大正。無政府主義者・大杉 栄、神出鬼没の和田久太郎、浅草十二階下を彷徨う美的浮浪者・辻潤、関東大震災の死屍累々……。
大杉殺し、真犯人は甘粕正彦か?
ステッキ銃を手に大逆を企てる難波大助。
黒旗の下に集いし美女・豪傑・怪人・革命家、窮民の街に次々と役者は揃って、熾き火はチロチロ赤い舌を這わす。
1975年から、『現代の眼』誌上に連載された幻の傑作、待望の復刊!
目次
Ⅶ――襤褸の巷にて
Ⅷ――歴史の薄暮に炬火をかかぐ
Ⅸ――震災前夜
Ⅹ――炎と屍の街
ⅩⅠ――大杉殺し、甘粕正彦か?
ⅩⅡ――難波大助の復讐
ⅩⅢ――挽歌の季節
ⅩⅣ――ギロチン社の人々/エピロオグ
アナキズムの復権――太田竜VS竹中労(解説・井家上隆幸)
ISBN:9784774407982
。出版社:皓星社
。判型:A5
。ページ数:580ページ
。価格:3000円(本体)
。発行年月日:2022年09月
。発売日:2023年08月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。