子どものこころの発達を知るシリーズ 02
アスペルガー症候群(高機能自閉症スペクトラム)の子どもたち
編著:飯田 順三
著:太田 豊作
著:山室 和彦
紙版
内容紹介
2013年、アメリカの精神医学の診断基準であるDSM-ⅣがDSM-5に改訂されました。
この改訂で診断基準が大きく変更され、これまでのアスペルガー障害という診断名もなくなり、しいて言えば高機能自閉症スペクトラムとなります。
ここまでの発達障害の概念を大きく変える原動力になったアスペルガー症候群について、その診断や治療、支援の歴史をたどることは、これから高機能自閉症スペクトラムをどのように捉えるかを考える上で非常に重要です。
作家・市川 拓司さん推薦!
目次
第1章 アスペルガー症候群の歴史ー誕生からその診断名が消えるまで
第2章 アスペルガー症候群の概念と疫学
第3章 アスペルガー症候群の診断と臨床像
第4章 アスペルガー症候群と関連する精神障害
第5章 アスペルガー症候群の生物学的研究
第6章 アスペルガー症候群の治療と援助