著:タナハシ・コーツ
1975年メリーランド州ボルチモア市で生まれる。ハワード大学(中退)を経てジャーナリズムの世界に入る。2014年の「賠償請求訴訟」(『アトランティック』誌掲載。邦訳は2020年の『僕の大統領は黒人だった』所収)で一躍脚光を浴び、数々の賞を受ける。2015年の『世界と僕のあいだに』で全米図書賞受賞、ピューリッツァー賞および全米批評家協会賞のファイナリスト。トニ・モリソンに「ジェームズ・ボールドウィン亡き後の間隙を埋めた」と評される。2016年「タイム誌の選ぶ世界で最も影響力のある100人」に選出される。『ブラックパンサー』などマーベル・コミックスの原作も手がける。現在ハワード大学教授。本書で5 冊目の著作となる。アメリカを代表するオピニオン・リーダーの一人である。
訳:池田年穂
1950年横浜市で生まれる。慶應義塾大学名誉教授。タナハシ・コーツとティモシー・スナイダーの作品のわが国における紹介者として知られる。コーツの作品としては、『世界と僕のあいだに』と『僕の大統領は黒人だった』の翻訳を手がける。キャシー・パーク・ホン『マイナーな感情』(2024年)、カーラ・コルネホ・ヴィラヴィセンシオ『わたしは、不法移民』(2023年)、マーシ・ショア『ウクライナの夜』(2022年)といった幅広い翻訳を続けている。代表的な訳書としてスナイダー『赤い大公』(2014年)、ユエン・フォン・ウーン『生寡婦』(2003年)などが挙げられる。