著:セバスチャン・ボー
人類学者。スイスのヌーシャテル大学民族学研究所、
ペルーのリマにあるフランス・アンデス研究学院研究員。
シャーマニズムや、中央アンデス高地やアマゾン河流域における、
不確実性管理の実践を専門とする。
現在は、結集された知やその継承法についての研究を進め、
人の構築過程とトランス、向精神性植物、ニュースピリチュアリティ、
現実における経験への志向を扱っている。
研究は学習対象として確立している。
著:コリーヌ・ソンブラン
旅行作家。モンゴルのシャーマンからシャーマンと認められ、
数年にわたり儀礼やトランスの訓練を受ける。
モンゴルのシャーマンのトランスについての、最初の科学的研究の端緒を開いた一人。
2007年以降、いくつもの研究に積極的に関わり、
あらゆる人間の脳がトランスを実現できること、
意志の力だけで到達できることを証明した。
2019年、フランシス・トレル教授とトランス科学研究所を設立。
この研究所は、現在、認知トランスと呼ばれるようになった潜在能力のメカニズム、
医療応用を探る研究者たちの国際的ネットワークである。
監:島村 一平
国立民族学博物館准教授。文化人類学専攻。博士(文学)。
1993年早稲田大学法学部を卒業後、ドキュメンタリー番組制作会社に就職。
取材で訪れたモンゴルに魅了され制作会社を退社、モンゴルへ留学。
1998年モンゴル国立大学大学院修士課程修了。
2003年総合研究大学院大学博士後期課程単位取得退学。
国立民族学博物館講師(機関研究員)、滋賀県立大学准教授を経て現職。
2011年ケンブリッジ大学社会人類学部客員研究員。
特にモンゴルのシャーマニズムをナショナリズムやエスニシティとの関連から研究してきた。
2013年度日本学術振興会賞、地域研究コンソーシアム賞、
2014年度大同生命地域研究奨励賞を受賞。
著書に『増殖するシャーマン―モンゴル・ブリヤートのシャーマニズムとエスニシティ(春風社)』
『ヒップホップ・モンゴリア―韻がつむぐ人類学(青土社)』などがある。