出版書誌データベース

神学的自伝「わたしの神学六十年」と、主著『キリスト教教義学』をめぐって語った講演と論文を収録。著者の神学的主張を理解するための最良の手引き。

Ⅰ　わたしの神学六十年
Ⅱ　自著『キリスト教教義学』を語る
Ⅲ　現代の神学の課題とわたしの立場
Ⅳ　拙著『キリスト教教義学』とメソディスト教会の接点
Ⅴ　伝道に仕える教義学
Ⅵ　キリスト教は「世界」をどう取り戻すか─救済宗教のakosmismを越えて
Ⅶ　復活者キリストの死と苦難
Ⅷ　イエス・キリストの生涯と十字架

著：近藤勝彦
1943 年東京生まれ。東京大学文学部卒業、東京神学大学大学院修士課程修了。神学博士（チュービンゲン大学）。東京神学大学教授、学長、理事長を経て、現在は名誉教授。日本基督教団銀座教会協力牧師。
著書　『デモクラシーの神学思想』（2000 年）、『伝道の神学』（2002 年）、『啓示と三位一体』『キリスト教の世界政策』（2007 年）、『キリスト教倫理学』（2009 年）、『二十世紀の主要な神学者たち』（2011 年）、『贖罪論とその周辺』（2014 年）、『救済史と終末論』（2016 年）、『キリスト教弁証学』（2016 年）、『キリスト教教義学』（上下巻、2021 年、2022 年）ほか。