京都探海記

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著：秋田久氏

出版社：京都新聞出版センター

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内容紹介

トリガイ、ズワイガニ、定置網漁から、ゲノム編集魚まで。
京都・丹後で、豊饒な海を守る人々の多様な営みを生き生きと描く。
京都新聞の好評連載を書籍化。

装丁　スワミカコ

京都には海がある。
海は食の宝庫であり、人々の往来の舞台でもある。
先人は海を通じて地域の産物や文化を運び、富や知恵を得てきた。
古都ができるはるか昔から続く営み。
海を視点に京都府北部の歴史を描きたい。
―歴史編より

歴史を探れば探るほど、京都の海の今を知りたくなった。
海の中にはどんな生き物が暮らしているのだろう。
漁業、物流、観光と海のもたらす恵みはどうだろうか。
地球温暖化や海洋ごみの影響は？
海をいろいろに思い考えたい。
―現代編より

【歴史編】
丸木舟、貝塚、土器、ガラス、古墳、浦島太郎、冠島、山椒大夫、吉原地区、天橋立図、水軍、精霊船、捕鯨、廻船、寄港地、海外渡航、軍港、東郷平八郎、日露戦争、ブリ、経ケ岬灯台、引揚港、アロハ桜、天橋立

【現代編】
温暖化、トリガイ、海洋ごみ、定置網漁、練り製品、京都大舞鶴水産実験所、ズワイガニ、海上保安学校、ゲノム編集魚、ナマコ、サバ、ジオパーク、クロマグロ、マリンレジャー、漁師育成、クルーズ船、物流、水産流通、サケ、陸の影響、未来