変化が激しく不透明で不確実な時代における組織の本質を解明する。
組織は変化に適応するだけでなく、環境の制約を受けながらも環境に働きかけ、自らを創り続ける。
本書では、このような組織の、次の流れに存在を投入していく即興演奏のような「生命的躍動感」の有用性に着目し、
組織のダイナミズムを検討するために能動的、積極的「協奏」という概念を導入した。
組織のダイナミズムの根源的解明において「有機体の哲学」や「禅の思想」の見地をも援用する。
協奏する組織における個人は主体的な存在そのもの、人間である。
認識力を高めることで、同じ環境であっても見える景観が変わり、判断や行動の可能性を広げる事ができ、
個人の変化が組織の変化を促すため、主体的な存在としての個人の認識力に注目している。
現場での実践性を加味し、組織において人材育成や活性化に取り組んでいる、関心をもっている人を念頭に、
実務家、コンサルタント、研究者の方に最適。