出版書誌データベース

・子どもが楽しく学べる６０のワークシート
・学校生活の基本がわかって「できる」自信がつく
・先生や友だちとのコミュニケーションのコツがわかる

入学前からスムーズに学校生活イメージすることができて、学校生活を頑張る小学校1・2年生が、安心して友だち、先生とコミュニケーションをとって学校生活を送ることができるようになるスキルを身に付けるためのワークブック。各項目に先生用の解説1ページ、子どもが自分で取り組めることができる２０のスキルに各３ページのワーク構成で、親しみやすいイラストが満載。先生や保護者に向けた「取り組み前の声がけ例」も掲載。

■著者コメント
子どもにとっての「社会性」は、同年代の子どもとの集団生活で友だちと関わりながら過ごすために必要とされますが、「教科」として学ぶものではありません。なぜなら、日々の生活のなかで成長とともに自然に身につけていくものだとされているからです。しかし、生活のなかの「目には見えないルールやマナー」が、とてもわかりにくく感じる子どももいます。本書は子どもの「できてあたりまえ」とされやすい行動やその意味を、あえて一つひとつ学び、子どもにできる方法を見つけていくことを目的としています。先生方や保護者の方には、子どもの「できない」に注目するのではなく、「この子はどのような捉え方をしているのか」を理解したうえで、うまくいく方法を一緒に見つけてあげていただきたいと思います。

■目次
先生・保護者の方へ/本書の構成/学校生活チェック
スキル１「学校はどんなところ？」
スキル２「学校の準備をしよう」
スキル３「授業に参加しよう」
スキル４「話を聞こう」
スキル５「発言・発表をしよう」
スキル６「授業中に困ったら」
スキル７「ノートをとろう・連絡帳を書こう」
スキル８「勉強しよう」
スキル９「片づけをしよう」
スキル10「友だちと一緒に活動しよう」
スキル11「行事を楽しもう」
スキル12「安全に登下校しよう」
スキル13「家に帰ったら」
スキル14「気持ちをコントロールしよう」
スキル15「自分を大切にしよう」
スキル16「ことばでやりとりをしよう」
スキル17「友だちとなかよくなろう」
スキル18「友だちと話そう」
スキル19「友だちと遊ぼう」
スキル20「家族や先生と話そう」

監：伊庭葉子
株式会社Grow-Ｓさくらんぼ教室代表。１９９０年、地域のボランティア活動始めた障害を持つ子の学習の場「さくらんぼ教室」を開設。現在、一都２県１４教室で２歳から社会人まで約3400人が学ぶ塾を経営。


編：小寺絢子
株式会社Grow-Ｓ 教室運営部・教務リーダー
さくらんぼ教室・教室長を歴任。わかりやすく楽しい学習指導、ソーシャルスキルトレーニング指導を実践。現在は教務リーダーとして、学習やSST のカリキュラム作成、教材作成、人材育成など幅広く担当している。