出版社を探す

子どもたちの人間関係づくりに役立つ 力を合わせる学校グループワーク・トレーニング

編著:日本学校グループワーク・トレーニング研究会

紙版

内容紹介

日本学校グループワーク・トレーニング研究会日本学校グループワーク・トレーニング(GWT)研究会は,1987 年に設立された。設立当初は,様々な分野で利用されてきたGWT の有効性を認めて,成人を対象とした実習プログラムの開発を行った。現在では,子どもを対象としたGWT を学校教育の中に取り入れ,個人の成長(成熟)・集団の成長(成熟)・より豊かな人間関係づくりの一助となることを目的とし,発達段階に応じた学校GWT 財の研究・開発を行っている。
毎月1 回の定例会では,財体験・実践報告・財づくり講習会準備・読書会などを実施している。また,講習会,財づくり合宿の他に,特別活動・教育相談・人権教育・ジュニアリーダー・シニアリーダー・学校レクリエーションなど,様々な分野への講師派遣も行っている。 子どもの発達段階に応じた、楽しい19のグループワークを紹介。
 「ラボラトリー方式体験学習」の理論を基に、小・中学校での1授業単位時間(45~50分)で実施できる財(グループワーク)を紹介。
 子どもたち一人ひとりの成長とともに、グループ(学級)の成長をめざして、全ての日常生活に生かされることをねらいとする学校グループワーク・トレーニング(GWT)です。
 第1部では学校GWTで大切にしている考え方を紹介しています。子どもをどう観ているか、財(グループワーク)体験での気づきを子どもが日常に生かしていけるために何を心がけ、子どもたちにどう働きかけていくのか、そのために実施者にはどのようなスキルが必要か、など。財をつくるとき、実施するときによりどころとしているラボラトリー方式体験学習のいくつかの理論を紹介しています。
 第2部では、19の財を紹介しています。進め方に加えて、進めるときのポイント(実施中にどのような関わり方をするのか、ふりかえりのときの声かけや働きかけ、まとめでどのような言葉をかけて日常化のきっかけをつくっていくのか、など)を一つ一つの財に関して、ていねいに解説しています。
  

目次

はじめに

第1部
学校グループワーク・トレーニングを支えている理論
行事と関連させて,学校GWT 財を行った実践報告
わたしにとっての学校GWT

第2部
学校GWT を実施してみよう!
塔をつくろう

小学校低学年以上の学校GWT
おどうぐばこの中は?
スローガンを探せ!
高くつみあげよう
ぼくらは,言葉発見隊
もりもりでいこう!

小学校中学年以上の学校GWT
ぜんぶつかえるのかな
さいごは,どうなる?
色とり鳥
なかま分けをしよう
エコプロダクション設立!!

小学校高学年以上の学校GWT
いるいる動物園
いるあるシリーズ
校長先生,たいへんです!─落とし物報告書─
人間3D プリンター

ミニ学校GWT
ミニ学校GWT とは
輪になろう
ペンをまわそう!
人間知恵の輪

あとがき

著者略歴

編著:日本学校グループワーク・トレーニング研究会
日本学校グループワーク・トレーニング研究会研究会メンバー(2019 年度)
上石厚志(日本GWT 研究所)
國武恵((社)日本体験学習研究所)
佐藤久美子(明星大学国際コミュニケーション学科)
他6名

ISBN:9784760828463
出版社:金子書房
判型:B5
ページ数:124ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW