内容紹介

病院や個人開業における芸術心理療法の臨床と研究から、PTSD、気分障害、統合失調症等の症例や、集団、家族、地域の実践を紹介。

【内容】

第1部　原理と応用

第1章　創造的過程
第2章　アートセラピーの強み
第3章　アートセラピーの起源と応用
第4章　施設の影響
第5章　治療関係
第6章　多文化問題

第2部　トラウマ

第7章　心的外傷後ストレス障害（PTSD）
第8章　児童期性的虐待を生きのびた成人
第9章　危機

第3部　気分障害

第10章　うつ病
第11章　双極性障害
第12章　自殺

第4部　統合失調症

第13章　統合失調症の一般的特徴および臨床的検討
第14章　アートに表現される統合失調症の現象学
第15章　施設環境がもたらす作用
第16章　急性期統合失調症の芸術表現と回復様式
第17章　統合失調症，抑うつ，双極性精神病における芸術表現の比較

第5部　身体状態

第18章　医学的状態
第19章　物質乱用

第6部　アートセラピーの構造化

第20章　短期入院とアフターケア
第21章　集団アートセラピー
第22章　家族アートセラピー
第23章　夢描写
第24章　表現療法の組み合わせ
第25章　地域アートセラピー
第26章　研究

終章
第27章　専門的な自己探索としてのアート
結語―おわりに