新版画の世界
川瀬巴水から吉田博まで 美しく進化する浮世絵スピリット
著:クリス・ウーベンレック
監:古家満葉(長野県立美術館)
訳:鮫島圭代
紙版
内容紹介
現代グラフィックアートの源流。世界のクリエイターや漫画・アニメ作家たちをも魅了する、革新的な版画表現。
浮世絵のエッセンスに西洋画の技法を取り入れ、明治~昭和にかけて製作された「新版画」。日本らしい情景を追求した精緻で立体感のある版画は、懐かしくもモダンな表現が魅力です。本書では、代表作家の川瀬巴水や、アニメ・漫画界も注目する吉田博、美人画の名手・橋口五葉、伊東深水など、オランダの個人コレクションと版元・渡邊家のコレクションから、他にないセレクションで新版画を紹介します。