第1章 なにも準備しないと二人は同時に親になれない[常葉大学・柴田俊一]
猫を育てることと赤ちゃんを育てること
自動車教習所でさえ
親という存在になっていくこと
子ども虐待の現状と課題
「愛着」がだんだん薄れていく
子ども虐待を予防する親教育
なぜ産前からの取り組みが必要なのか
夫婦がともに学ぶことの意義
この本で取り上げること
第2章 出産前教育としての「コペアレンティング促進プログラム」の実践[山形県立保健医療大学・中村康香]
コペアレンティングとは
なぜ親準備教育が大切なのか
コペアレンティング促進プログラム
日本人夫婦のコペアレンティングの実態
コペアレンティング促進プログラムの実践
今後の方向性について
オンライン講座など連絡先
第3章 産後うつ予防プログラム「共感セッション」の実践[ハーバード公衆衛生大学院・後藤あや、福島県立医科大学・石井佳世子]
男女のコミュニケーション
共感セッションのはじまり
産後うつ病は早めに支援を受けることが必要
なぜ産後うつを予防する必要があるのか
妊娠期から産後うつを予防する共感セッションプログラム
プログラムの実際――悩みチェックリストを使った話し合い
男女によって「話し合い」の感想が異なる
プログラムの実際――産後「大変な日」のシナリオを使った話し合い
プログラムの実際――産後の説明と対応策の提示
第4章 産前からの親準備教育「親になるための講座」[常葉大学・柴田俊一]
子どもが産まれた瞬間、二人は同時に親になるけれど
新聞記事から
一人の青年から親という存在になっていく
産後の子育て教育から、産前の子育て教育へ
この講座で伝えたいこと
妻の愛情量の変化・産後クライシスとは
感想文より
産後に夫婦ともに協力的な育児ができるようにするためには
今後の方向性について
第5章 産前からの子育て教育[青少年養育支援センター陽氣会・杉江健二]
里親として、虐待をされた子どもを引き受けて
「里親養育」から「子ども虐待防止活動」へ
子育てプログラム(CPA)開発の取り組み
親のための講座の実践
予防教育のたいせつさ
今後の方向性
第6章 思春期から行う虐待予防教育[大阪府立伯太高等学校・森岡満恵]
思春期から虐待予防教育を行う意義について
虐待予防教育の内容について
不適切な養育の予防
第7章 高校生を対象とした「共感のセッション」の取り組み[福島学院大学・渡邉一代]
助産師として子育て現場で感じたこと
助産師として私が決めたこと
思春期からの教育の重要性
思春期に子育て教育が必要な理由
若年(10代)妊娠と子どもの虐待の現状
学生版「共感セッション」の取り組み
共感セッションを活用した健康教室の一例
共感性を高めるライフプラン教室の効果
今後の方向性
第8章 産前からの親のための講座を実践してみて[親なるサポート・金子和保]
子育て支援団体として
子育て支援の現場で見えた子育ての現状は
『親なる講座』を地元三条で開催したい!
産前から親に伝えておきたいこと
出産はゴールじゃない、スタートです
お母さんだって初めてのことばかり、その上、体はボロボロ
お父さんも子育てに関わりたいと思っている
赤ちゃんを迎えると夫婦の関係は変わります
私達夫婦に産後クライシスなんてないよね!は、ない
夫婦にとって大切なのは最初の二か月
「言わなくてもわかるでしょ。」は、ない
大切なのは、お父さんとお母さんのチームワーク
子育ては夫婦育て、家族育て
今後の方向性は
第9章 子育て奮闘中!父親からのメッセージ[子育て/パートナーシップ活動家・石丸大志]
父親の子育て――父親の育児は重要
子育てに積極的になったきっかけは
夫婦が協力する子育てとは――子育て「あるある」な病気対応
男性側に残る子育て神話
子育て神話は女性側にもいまだに残る
周りではなく自分がどうありたいか
親になる人に伝えたい産前から大切なこと
夫婦の関係性が成長する
子育てをすれば仕事にも好影響
第10章 フィンランド教育における親準備教育の取り組み[KHジャパンマネージメント株式会社・ヒルトゥネン久美子]
実際にフィンランドに住んで子育てを体験してみて
フィンランドという国での子育て
子育てに父親が関わるのは当たり前!子育てを通して父性も育ちます
フィンランドの教育の特徴・日本と比較して
義務教育の中で行われる家庭科授業「ホームエコノミクス」
その他安全安心な家庭の土台作りに役立つ授業など
ネウボラで行われている産前教育の支援の実際
日本の教育に取り入れたら良いと感じること
第11章 産前からの子ども虐待予防教育が必要[常葉大学・柴田俊一]
これからどうすればいいのか
もし、仮に父親だけで子育てをするとしたら
保育園が必要なわけ
共同養育者としての父親はどうなのか
じゃあどうしたらいいのか
各執筆者の強調したいことは
共通する産前からの取り組みは
よい親子関係連鎖にむけて
実施回数について
産前子育て教育の制度化に向けて
執筆者紹介