はじめに/「父の近代」との葛藤(「近代日本」批判の論理/青春の彷徨―「性としての自己」の模索)/デモクラシーとジェンダーの葛藤(『青鞜』と「社会」の接点―平塚らいてうと生田長江を中心に/『青鞜』にみる「性の自己決定」)/「産む性」の社会構想と現実(平塚らいてうの国家観―「母性保護論争」を中心に/平塚らいてうと新婦人協会―「花柳病男子結婚制限法」運動を中心に)/「協同自治社会」の実践と挫折(平塚らいてうにおける「母性主義」の歴史的意義/平塚らいてうと宮沢賢治の「協同」思想)/「清算されるべき過去」とその克服(「個」と「国体」の間/平塚らいてうの「戦争責任」論をめぐって)/終章 平塚らいてうにおける「自然」と「社会」―その世界構想