序章 研究史の整理と本書の課題/分家の創出と権力編成(三家の創出とその存在意義〈分家の創出と江戸参府/三家の江戸における活動とその役割/鹿島家正茂の分離と幕府の認識〉/幕府権力と三家〈「部屋住格」の三家/「部屋住格」大名から大名へ格式の上昇〉以下細目略/幕藩領主における恩赦の構造と変容/近世中期鍋島家の本家・分家関係と親類大名)/佐賀藩領内における本分家関係(「三家格式」再考/小城郡代と小城郡支配/小城鍋島家の「与」編成と身分格式の成立/鹿島鍋島家の吸収合併計画から見る三家の存在形態)/「御家」に対する帰属意識の形成(『葉隠』にみる「譜代」と「新参」/先祖の戦功をめぐる「御家」内の動向について/終章 本書のまとめ