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図説 元興寺の歴史と文化財

一三〇〇年の法灯と信仰

編:元興寺
編:元興寺文化財研究所

紙版

内容紹介

日本最初の本格的な寺院である法興寺(飛鳥寺)を前身として平城京に移建されて以来、1300年にわたり往時の面影と法灯を伝える元興寺。仏像、縁起絵巻や曼荼羅、古文書など、守り伝えられてきたゆかりの文化財を豊富なカラー図版で収載。古代の国家的大寺院から中世以来の都市寺院へと、「二つの顔」をもつ元興寺の歴史をビジュアルに紹介する。

目次

序文…辻村泰善/元興寺周辺地図/総説 日本史上の元興寺/仏法元興(法興寺創建/最古の寺院のすがた/日本仏教の礎を築いた僧侶たち/法興寺の社会的環境/コラム 道昭法師像のひみつ)/元興寺創建(平城京への移建/寺域と大伽藍のすがた/古代元興寺の経蔵を開く/三論・法相の教えと寺勢の興隆/元興寺のみほとけとその影響)/中世寺院への転生(中世初頭の再出発/智光曼荼羅―智光が観じた極楽浄土/極楽堂の成立/諸堂諸院の都市霊場化)/中世奈良の都市霊場(太子信仰と大師信仰/中世庶民信仰資料の世界/元興寺と「ならまち」のほとけたち)/近世奈良町と元興寺三ヵ寺(奈良町の形成/近世寺院への転生/語られた「古代元興寺」/コラム 「大和巡画日記」の元興寺)/元興寺を受け継ぐ(近代化と昭和の復興/創建一三〇〇年の節目に)/元興寺関係年表

ISBN:9784642083898
出版社:吉川弘文館
判型:B5
ページ数:200ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB